【脚光を浴びるグジコーヒー】
エチオピアはアラビカコーヒーの原産国とされています。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。「グジ」はイルガチェフェで有名なゲデオ県の隣に位置する県で、コーヒー産地の標高は1700-2300mです。近年イルガチェフェと同等もしくはそれ以上のコーヒーが生産されることから、スペシャルティコーヒーバイヤーの注目を集めるコーヒー産地です。
このコーヒーは現地の輸出業者TRACON社がアナソラ地区で運営するCWSに各農家からチェリーが集荷され、アフリカンベッドで乾燥されてつくられたものです。標高、テロアール、栽培方法と並び、ウォッシングステーションでの集約的な管理体制が、高品質なスペシャルティコーヒーを安定的に生産するカギとなっています。
【カッピングコメント】
グレープ、ブルーベリー、ダークチェリー、キャラメル、タータリック、ブライトアシディティ、ラウンドマウスフィール、ロングアフターテイスト、ジューシー